外泊も柔軟に対応
学生寮であっても外泊は許可をとればOK
学生寮に入ったら自由がないからと敬遠する人がいます。
特に門限が厳しくてその時間までに帰らないといけないので、友だちと外で遊べないとか、外泊ができないのでつまらないと考えています。
しかし、実際にはほとんどの大学の学生寮で外泊をしてもOKというルールとなっています。
門限についても決まった時間が定められていますが、その時間に間に合わないことがあってもルールに従えば大丈夫というところが多いです。
といっても、いつでも自由に外泊できる、門限を破れるというわけではありません。
一定のルールがそれぞれの寮で定められていますので、その範囲内であれば良いということです。
具体的には、外泊をする時は申請をする、もしくは許可を取ることになっています。
そのシステムはそれぞれ異なります。
たとえば、最近では寮生活の管理をするアプリを使っているところが増えていて、外泊したい時にはアプリでその申請ができるようになっています。
アプリがないところだと、寮の窓口の台帳や申請用紙に記入したり寮長に直接申し出たりします。
前もって外泊の予定がある場合はどちらのケースでも問題ないのですが、急に当日になって外泊することになった場合、アプリがないと面倒に思えることがあります。
一度寮に戻って申請用紙に記入したり、電話をかけて知らせたりする必要があるからです。
門限に遅れそうな時も、やはりアプリがある寮だと楽です。
遅れそうだなと思った時点でアプリを開いて申請すれば良いだけだからです。
アプリがないと、毎回電話を事前にして何時くらいに帰ると伝えることになります。
このように、手続きが面倒か楽かという違いはありますが、どちらにしても外泊をしても良いですし、門限に間に合わないとしても手続きをすれば問題ありません。
ルールに従えばかなり自由に過ごせるのが寮の良いところでしょう。
届を出さないで外泊した場合はどうなる?
もし、届をしないと外泊をしたり門限に遅れたりすると寮の管理人や他の寮生に迷惑をかけてしまうことになります。
管理人としては、まず事故に遭ったのではないかということを心配しますので、所在を確めるために電話をかけたり寮の他の人に尋ねたりすることになります。
そして、単にルールを破ったということであれば、ペナルティーが課せられることがあります。
外泊の許可を申請しても通してもらえないといったペナルティーになり、後の生活に悪影響を与えます。
また、届を出せばいくらでも外泊や門限遅れができるということでもありません。
常識の範囲内にしておかないと、やはり寮のルールや管理人の権限で次の申請の許可が出ないこともあります。
寮のルールは規則正しい生活を送るために役立つものですので、それを意識してしっかりとルールを守るようにしましょう。