寮生活で洗濯はどうすればいいの?
洗濯機を皆で共有か専用のものを使う
学生寮では食事付きのところも多いため、食事は自分で作らなくても済みます。
しかし、それ以外の身の回りのことはすべて自分でしなければなりません。
たとえば、洋服などの洗濯も寮生それぞれが自分でします。
その場合、大きく分けると二つのやり方があります。
まず、大きめの集合寮の場合は、寮生のための共有スペースが設けられていてそこに洗濯機や乾燥機が数台置かれているというパターンです。
これらの洗濯機を皆で共有することになりますが、洗剤や柔軟剤などは基本的に自分で用意することが多いです。
個別に洗濯するので業務用の大きな機械が置かれていることはあまりなく、家庭用の小さめの洗濯機というケースがほとんどです。
そのため、使い方に困ることはないでしょう。
乾燥機が設置されている寮であれば、そのまま洗濯後の服を乾燥機に移して乾燥します。
もし乾燥機がないのであれば、自室もしくは屋上やべランドなどの物干しスペースに持っていき干すことになります。
もう一つはそれぞれの部屋に洗濯機が設置されているパターンです。
1部屋に数人が共同生活するスタイルの寮はほとんどなく、個室寮で見られる作りです。
この場合、自室で洗濯ができますので自分の好きな時間に洗えるのがメリットです。
ただし、部屋に設置されている場合は洗濯機のみで乾燥機はないことがほとんどです。
ワンルーム寮でも洗濯機は共有というところも多く見られます。
その場合、それぞれのフロアに共有スペースが設けられていて、そのフロアに住んでいる寮生の中で共有することになります。
基本的には集合寮と同じで洗剤や柔軟剤は自分で用意しますし、洗濯機も家庭用のものがほとんとです。
乾燥機も寮によって設置されているところとそうでないところがあります。
洗濯機を使う時に覚えておきたいポイント
全体として見ると、寮の洗濯機は共有となっているところが多いです。
そのため、ある程度のルールが設けられているものです。
たとえば深夜や早朝に機械を回して近くの部屋の人が騒音で寝られないことがないように、夜の10時から朝の9時までは使用禁止といった感じです。
そうなると、どうしても土日や夕方の時間帯に集中しがちです。
上手に比較的空きやすい時間帯を見つけて洗濯をする必要があります。
また、自分のタイミングより遅れてしまうことも考えて、少し下着などを多めに持っておくと安心です。
汚れが激しいものは一度手洗いをしてから洗濯機に入れることといった、寮独自のルールが設けられていることもあります。
また、前の人が入れた洗濯機が終了した場合、それを他の人が取り出して使って良いかなどのマナーとルールも確認しておきましょう。
時には、洗濯機に入れたはずの服がない、盗難に遭ったというトラブルが起こる可能性もあるので高価な服の洗濯には注意しましょう。