相部屋になったときに気をつけたいこと
自分勝手な生活はしない
相部屋で過ごすということは、当然日々の生活を同居人と一緒に過ごすことになります。
もちろん、どのくらい相手に関わるかはそれぞれの部屋によって違います。
仲が良くていろいろなことを一緒にする人たちもいますし、とりあえず同じ空間にいるものの、ほとんど口をきかないというケースもあります。
どちらにしても、自分勝手な生活をして相手に迷惑をかけることがないようにすべきです。
たとえば、同居人が寝ているのに夜遅くまで音楽をかけたり、スマホで誰かと話をしたりすることや照明をつけたままにしておくといったことです。
これは朝の時間も同じで、早起きをするのはいいのですが、同居人を起こしてしまうような行動は避けるべきです。
そして、プライベートなことに立ち入り過ぎないことも重要です。
スマホやパソコンを勝手に見たり、バッグを開ける、私物を勝手に使ったりすることは絶対にやめましょう。
セキュリティはしっかり対策する
寮生活では、自分の貴重品は部屋の中に保管することになります。
財布やクレジットカードなどの金品関連のものだけでなく、免許証や公的書類、学校の書類なども置いてあるはずです。
こうした貴重品の管理は、自己責任でしっかりとすべきです。
相部屋の中で盗難が生じると、真っ先に疑われるのは同居人です。
それが本当かどうかはともかくとして、少なくても同居人との関係が悪くなることは間違いありません。
もしかすると、自分がどこかに落としてしまっただけかもしれませんが、こうしたことがあると同居人を疑ってしまいがちです。
こうしたトラブルをできるだけ起こさないためにも、日頃からセキュリティー対策をしっかりとしましょう。
部屋から出る時、たとえ食事や洗濯をしに行くだけであっても、ドアは施錠しておくべきです。
お互いに外部の人を部屋の中に入れないようにしたり、少なくても同居人がいない時にはいれないようにしましょう。
さらに、金銭などの貴重品は小さいサイズの金庫などを使うという手も考えることができます。
同居人が外国人だった場合に覚えておきたいこと
多くの大学や専門学校で留学生を受け入れていますので、外国人と相部屋になる可能性もあります。
その場合、それぞれで生活習慣や基本的な考え方、文化が異なりますので、まずは相手のことをよく知るようにしましょう。
どんなことがタブーとされているのか、逆にどんなことをする習慣があるのかを知っておくと配慮しやすくなります。
また、留学しているのである程度日本語を話せるとしても、やはり細かなニュアンスや日本特有の考え方が伝わらないこともあります。
誤解が生じているなと感じたら、すぐに丁寧に話し合うようにしましょう。
同時に、日頃から分かりやすい言葉遣いでゆっくりと話してあげるようにして、スムーズにコミュニケーションを取れるようにしましょう。