寮暮らしを楽しむためには

寮のイベントに積極的に参加する

寮暮らしを楽しむためには、できるだけ早く多くの人とのつながりを作ることです。
といっても、普通に寮で生活しているだけではなかなか交流の機会を持つことはできません。
そこで、寮で開催されるイベントに積極的に参加することをおすすめします。

寮でのイベントにはいろいろな種類があり、一つの寮の中だけでのレクリエーションもありますし、同じ学校の中に存在する複数の異なる寮で合同開催するものもあります。
さらには、学校に関係なくさまざまな学生が交流できるよう、オープン形式でイベントを開催することもあります。
他にも、イベント会社や寮運営機関が主催するケースも見られます。

こうしたイベントでは、まず住んでいる寮の人たちと知り合う機会を持てます。
普段はたまに顔を見るだけかもしれませんが、イベントで一緒に活動したりご飯を食べたりして、お互いに知り合う時間を作ることができるわけです。
さらに、他の寮や学校の人たちと交流できるイベントだとより幅広い範囲における友だちの輪を作れます。

いろいろな人と知り合うことで、他の寮生の生活の様子を知ることができます。
どんな風に部屋で時間を過ごしているか、勉強とプライベートのバランスをどのように取っているかなどを聞いて参考にすることができるでしょう。
また、他の寮や学校の人たちとのイベントであれば、学校によって寮の仕組みや雰囲気が違うことを聞けて興味深いものです。
LINEなどの連絡先を交換すれば、イベントの後にも一緒に遊んだりなんらかの活動をしたりするチャンスを得られます。

早めに寮生の名前を覚える

寮暮らしを充実させるためには、同じ寮で暮らす人たちの名前を覚えることが大切です。
講義以外では最も話すことが多いのが寮生だからです。
普通だと寮の中ですれ違うくらいのことしかしないかもしれませんが、名前を覚えておけば話しかけやすくなり、いろいろなシーンで交流を持てるようになります。
そして、知り合った寮生の友だちが加わって、さらに仲間の輪が広がっていきます。

相手の名前を覚えて話をすると、当然相手もこちらの名前を覚えてくれます。
そうすると、仲間意識が強くなりますし友だち付き合いをしているという実感を持てるようになります。
やはり、誰でも孤独に生活しているよりは、仲間との付き合いを持てた方が充実して幸せに暮らせるものです。
寮の中にはたくさんの人がいますので、名前を覚えて使うだけでも交流を広げられるチャンスがたくさん生まれますので、意識して行っていきたいものです。

寮生の名前を覚える方法としては、まず名札を確認することができます。
意識して名札を見つけて、その名前で呼んでみましょう。
また、寮生が集まる場では互いに名前で呼び合うことが多いです。
その時、注意深く知らない人の名前を聞いて、話の流れでその名前を使って呼びかけると良いでしょう。