友達が近くにいる安心感
寮に入っていろいろな友達ができる
地方から出てきたので、家族や今までの友だちと離れることになり、これからの学生生活の良いスタートを切れるかと心配になる新入生は多いです。
しかし、学生寮に入って生活する学生はその心配をすぐに払しょくできます。
すぐ周りにたくさんの仲間がいるからです。
しかも、今までに出会ったことがないタイプの人と知り合うことができて、自分の視野を広げることができるのです。
自分と同じように地方から出てきた人が多いので、日本各地の異なる地域の人に出会えます。
同じ日本語でもちょっとアクセントが違ったり、食事の習慣や人との距離感、考え方などに多様性があって、その違いを楽しめるのです。
毎日授業などで忙しくしていると、なかなか他の人との交流がないものですが、学生寮に帰ればこうしたたくさんのタイプの人と話す機会があります。
そして、長い時間を一緒に過ごせるので、自然とたくさんの友だちができます。
中には、外国からの留学生もたくさん入っている学生寮もあります。
日本国内の異なる地域でも違いを感じられるのに、外国の人となったらさらに文化の違いを感じるはずです。
でも、一緒に学生寮の中で過ごしたり学校で一緒に勉強したりすることで、大きな文化の違いがあっても友達になれるという素晴らしさを実感できるはずです。
このように、学生寮の生活は同じ環境でたくさんの異なるタイプの人と過ごすことで、いろいろな友だちができて自分を広げる機会となるのです。
廊下に出れば友達がいる安心感はうれしい
学生寮に住む魅力の一つは、寂しさを感じずに済むということです。
一般のアパートやマンションに住んでいても、隣に人がいるのは分かっていますが全くの赤の他人です。
話すこともなければ、顔を合わせることもほとんどありません。
家の中では独りぼっちで、学校から帰るとなんとなく寂しい時間が続くこともあるのです。
でも、学生寮に住めば廊下に出れば友だちがいるという安心感があります。
一般の集合住宅とは違って、同じ学校の仲間だけですので話したいことがあれば、他の部屋のドアをノックすることもできますし、みんなが集まる食堂などのスペースで話し相手を簡単に見つけられます。
病気や怪我をしたりすると、一人暮らしの寂しさは倍増するものです。
たとえSNSなどで他の人とつながることができても、物理的に近くに誰もいないと不安感が募ります。
でも、学生寮ならいつでも仲間がすぐそばにいますので、どんな時も不安な気持ちや寂しさに支配されてしまうことがありません。
もちろん一人になりたい時もありますので、上手に他の人との距離感を保つことも大事ですが、一歩自分の部屋を出れば友だちがいるという事実は学生生活を楽しく過ごし続けるのにとても良いことなのです。