入寮の申し込みはいつから?
学校によっては9月から始められる
学生寮にも当然定員がありますので、希望すれば誰でも入れるというわけではありません。
特に大都市にある大学だと、地方から来る学生が多いため入寮希望者も多くなります。
入寮の基準はそれぞれの大学で異なり、先着順や抽選制度などの違いが見られます。
どちらにしても、一定の申し込み期間が定められていますので、その期間内に申請をしないといけません。
特に注意すべきなのが、かなり早く申し込みが始まる大学です。
というのも、保護者の感覚としては受験した大学に合格してから寮に入るかを最終決定して、寮への申し込みをするという流れをイメージしているからです。
しかし、大学によっては前年の9月から申し込みができるようになっています。
というのも、入寮希望者は新入生だけでなく、2年生に上がる学生が賃貸住宅から出て寮に入りたいというケースもあるからです。
こうしたところでは、受験生の場合は合格が決まっていなくても申し込みができ、仮押さえという形で申請をします。
そして、試験に合格したらそのまま入寮でき、そうでなかったらキャンセルすることになります。
多くの大学は合格後に申し込みをすることになっていますが、こうした制度を設けているところもありますので、もし寮生活を希望しているのであればできるだけ早く申し込み方法と期間をチェックして早めに申請をすることが大事です。
仮押さえの段階で申し込みがいっぱいになることも考えられるので、後から気付いて失敗することがないようにしましょう。
入寮するなら推薦を狙うのがおすすめ
こうしたことを考えると、早めに入学を決められる推薦がベターです。
一般入試よりも数か月早く決定しますので、その分他の人に先んじて入寮申し込みができるからです。
申し込みを早くすることのメリットは、部屋が埋まらないうちに押さえられるというだけではありません。
やはり、同じ学生寮でも人気の部屋というものがあるのです。
間取りが少し広めの部屋や角部屋などの多少なりとも条件の良い部屋は先に申し込みが集まりますので、早めに申し込むことで快適な部屋に住めるようになります。
また、複数の棟が建っている寮では築年数が新しい棟に人気が集まるものです。
こうしたところからに順に予約が入ってきますので、推薦入学をして他の人よりも先に申し込みができると新しいところに住めるかもしれません。
申し込みの方法については、それぞれの大学で手続きが異なります。
そのため、大学の公式ホームページでチェックしたり、寮の窓口に連絡したりして確認しましょう。
仮押さえをする場合には、その時点で予約金を支払うことになっているケースもあります。
金額やキャンセルした場合の払い戻しなどの制度が違いますので、こうした点にも注意すべきです。