抑えておきたい間取りの見方

学生寮の間取りはしっかり確認しよう

学生寮は時代によって設備や間取りが変化しています。
新しく寮を建てたり改装したりしたばかりのところは、普通のマンションとさほど変わらないような設備や広さを持っているケースもあります。
一方で、昔ながらのスタイルを保っている学生寮は古さが気になるかもしれません。
それだけに、事前にどんな間取りと設備なのかをチェックしておくことは大事です。

学生寮は人によっては入学から卒業まで4年間暮らし続ける場となります。
そこで勉強をしたりプライベートの時間を過ごしたりしますので、どんな住環境となっているのかはとても大事な要素となります。
たとえば、かなり狭くて圧迫感の強いところだと、部屋にいるだけでストレスに感じてしまう恐れがあります。
荷物を収納するスペースが全然ないと、私物を置けなくなり不便ですし部屋の中が雑然とします。

一方で、ある程度広めに作られていて開放感のある部屋だと、集中して勉強したりゆっくりとした時間を持ったりできます。
効率よく学習ができますし、ストレスを抱えることなく毎日の生活を送れるわけです。

学生寮でチェックする方法

学生寮の間取りや設備をチェックするには、まず大学の公式ホームページを見てみると良いでしょう。
多くの大学では寮の住所や戸数と共に、間取りが記されています。
部屋の面積やそれぞれに設置されている設備などです。
丁寧な説明をしているところだと、見取り図も掲載されているのでイメージしやすいです。
また、寮の内部を撮影した写真が掲載されていることも多いので要チェックです。

しっかりと見たいのが、学生寮が何棟もある場合です。
掲載している写真は新しく建設したりリニューアルしたところだけで、古い建物の様子が分からないこともあるからです。
部屋の空きによっては古い棟に割り当てられることもありますので、事前にくまなくチェックしておきましょう。

また、学生がSNSで写真付きで間取りや設備などを投稿していることもあります。
SNSで検索してみるのもリアルな様子を知る一つの方法です。
可能であれば先輩や高校OBのつてを使って、寮の様子を聞いてみると一番良いです。
寮の設備や間取りの良いところやデメリットを教えてもらえるからです。

こうしてチェックする際には、やはり部屋の面積は優先して確認したいポイントです。
寮はベッドが固定で置いてあることが多いので、実際にベッドがあるとどのくらいの空きスペースが生じるのかも確認します。
また、同じフロア面積でも収納が大きい方がずっと楽に生活できますので、収納が十分にあるのかも見ましょう。

部屋の形状も大事で、出っ張りが多いと有効に使えるスペースが狭くなり実質的には面積よりも狭く感じます。
ストレートに細長い部屋の方が使い勝手が良いでしょう。